Teachers' blog

2014年5月13日(火)

【知ることと識ること(3)】

Theme:Rintaro

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(Contributed by Rintaro)

知ることと識ること(3

 前回少しだけ触れた研究・探究心について更に詳しく話してみたい。

 僕が紹介する技術やコツは、長年の経験から成り立っている。今でこそ英会話講師として仕事をさせて頂いているが、アメリカでの学生時代は失敗ばかり、英語が通じず、恥をかいたことのほうが多いだろう。そういった挫折を味わった時に大切なのは、「では次回、同じような状況で何をすればうまくいくのか」と考え、あれこれ考えた中で編み出した新しい方法を半ば実験のように試してみること。それが失敗することもよくあるし、うまくいったとしても新たな壁にぶち当たる事も勿論ある。そうしたらまた同じプロセスを繰り返せば良い。

 例えば包丁を研ぐような感覚だろうか。荒いものから次第に目の細かい砥ぎ石に替える。切れ味を試すために実際に食べ物を切ってみて確認する。研ぎが甘いのであれば、何が必要なのか考える。上手く切れたのであれば、切れ味が悪かった時の刃と何が違うのか、やはり考える。

 このように、自分のこと(もしくは自分で使う道具)でありながらも客観視する目を育てなければいけない。そうでなければ、包丁はすり減っていくばかりで何も切れないまま、英会話であれば時間だけが無為に過ぎていき、やる気が削がれていくだろう。

(続く)

 
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