Teachers' blog

2014年5月13日(火)

【知ることと識ること(4)】

Theme:Rintaro

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(Contributed by Rintaro)

知ることと識ること(4

 一見無駄であることから何かを学ぶ観察眼。そして、何か有益な発見につながったのであれば、それがどのように役立つのか、実用面から考えてみる研究心。こういったプロセスを全く通過せずに、安易に答えばかりを求めてしまうことに、僕は不安を感じる。

 英語には earn という動詞がある。何かを稼ぐ、という意味があるが、その他に

「自分がした苦労、努力相応の~を得る」

という意味がある。例えば、自分が成し遂げたことの重要性に気づいていない人がいるとする。周りが褒め称え、何かしらの賞を授ける、という運びになるが、いまいち状況がつかめていない当人。そういった人に向かって英語で

You earned it. = あれだけ頑張ったんだ、当然の報いだよ。

と声をかけることがよくある。

 一時の疑問を解消するためだけに答えを求め、その結果として「知る」のではなく、回り道をして、時にはつまずいてその上で earn する、そして「識(し)って」もらいたい。そうやって得た情報は後々まで残り、大いに有益な情報として脳にとどまるだろう。

 
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