2018年5月22日(火)
イギリスでキャンピングカーを借りるときに役立つ英語表現です。キャンピングカーの種類を表す言葉がこんなにあるなんて…。Noriko講師のブログ記事をお楽しみください!
(執筆者:Noriko講師)
前回からの続きで、キャンピングカー旅行をするための英単語を見ていきたいと思います。日本語では、キャンピングカー(camping car)といいますが、実はこれも和製英語です。正しい単語がわからなければ、Google先生に聞くことはできませんからね。
イギリスでは、以下の種類のキャンピングカーが一般的です。
* motorhome
いわゆる、私たちが思うキャンピングカーです。キッチン、トイレ、大きいものはシャワーも完備していますので、少し値段は高くなりますが、中はとっても快適です。観光や買い出しなどの際にも家付きで移動しますので、小回りが利かないことが難点ですが、一度お試しください!
* campervan
バンをキャンプ用に改造した車です。大抵、ミニキッチンがついています。少人数なら移動も便利で、値段も手ごろです。これにまた別でテントを積んでいってもいいですね。ワーゲンのレトロなかわいいキャンピングカーは、この部類になります。
* caravan
乗用車の後ろに取り付けて、小さな家をけん引して、キャンプ地まで移動します。トレイラーの良さは、キャンプサイトについたら、その場所に置いておけますので、キャンプサイト付近で観光したり、買い出ししたりするのに便利です。
* trailer tent
乗用車の後ろに取り付ける、大型折りたたみテントやキッチンが土台の上についています。Caravanと比べると小さくなるので、けん引しての移動が楽です。
これらのキーワードと一緒に、’rental’ ‘London’ など、場所を特定してもいいです。そうすると、ロンドン近辺のレンタル会社が検索結果として返ってくるでしょう。
空港で車を受け取りできるようなサービスをやっているところもありますので、ヒースロー空港からそのままキャンプ地へ直行ということもできますね。フェリーに乗れば、フランスへも行けます。もちろん、国際免許証をお忘れなく。
イギリスでは、ほとんどの車がマニュアル車(manuall car)です。オートマ車(automatic car)のレンタルは少ないので気を付けましょう。ただ、日本と同じ右ハンドルなので、運転はしやすいです。英国では、ラウンドアバウト(round about)と呼ばれる交差点が多いので、Youtubeで見て学習しておきましょうね。
また、キャンプサイトへ行くには、高速道路に乗ることになるでしょう。
高速道路に当たる単語として、Highway を覚えていらっしゃる方も多いかもしれませんが、イギリスではMotorwayといいます。ロンドン近郊には、MotorwayのMをとった、M3、M4、M5とかの名前で高速道路を管理しています。最高速度は、一応70 miles/hour (130 km/hour) となって
います。標識や車のスピードメータはマイルが採用されています。1マイル=1.60934kmですので、約1.5kmと覚えましょう。
次回は、イギリスのキャンプサイトについて、見ていきましょう。