Teachers' blog

2015年7月20日(月)

【日本人の誠実さ、その国際性~2~】

Rintaro

(Contributed by Rintaro)
 
日本はどうだろうか。こんな受け答えされた覚えがない。江戸時代の頃、景気の良い(売れ行きの良さ、という意味ではなく活気がある、という意味だ)商人に話したらそんな返事が返ってくるのかもしれないが、現代の日本ではあまり聞かれないやりとりだろう。
 
わからない・知らない場合はそれを正直に伝えるか、もしくは調べてから客にその結果を伝える。在庫がなければ「申し訳ありません・・・」と一言つけるのも珍しくはない。これが日本流だろう。ただ、この一見すると何の問題もない、むしろ社会人として取る行動しては当たり前といってもよい風習も一歩日本を出れば(前回のブログで紹介したように)途端に「非・常識」となってしまう(あえて「・」を打ったのは「常識がない」からという意味でははなく「日本で通じる常識に非ず」ということだ)。
 
日本国民の一人しては帰国するたびにありがたさしか感じないこの「誠実さ」、実は日本人を必要以上に過保護な状態にしていないか、と時々不安になるのである。海外に足を伸ばしても日本のような接客が一緒についてきてくれる、と思ったり、もしくは無意識にそれを期待していないだろうか。そしてそんな期待に全く応えてくれない海外の人の反応を見て「やっぱり日本が良いや」と思ってしまうのだ。
 
続く

 
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