Teachers' blog

2013年11月12日(火)

【有権者写真つきID法について】

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有権者写真つきID法について

 

              車を運転している途中にラジオを付けると、有権者写真つきID法について、ディベートかと思われる熱い会話が放送されていました。私の住むフィラデルフィア市はペンシルバニア州にあり、まだ有権者写真つきID法が有効とされていない州のひとつです。有権者ID法は以前から存在していた法律ですが、近年、特に2012年のオバマ、ロムニー選のあたりから、写真つきID法が急にまた注目されるようになりました。写真つきID(運転免許証、州発行身分証明書など)を所有していない人の確率は、低所得の人や身体障害者、お年寄りなど、生活になんらかの苦難を抱えている人たちの間で高く、また有色人種、若者層の間でも少なくありません。これらのカテゴリーに含まれる人々の中には多くのオバマサポーターが存在します。おそらくそれが理由となって、この法律が注目されるようになったのでしょう。

 

              写真つきIDなんて持っていない人いるの、なければ作ればいいじゃない、と思う方がいるかもしれませんが、アメリカの田舎には、市役所まで行くのに1時間以上も車を運転しなければならない人たちがいるのです。また公共交通機関を利用したくてもお金がない人、身体的にそれが困難である人、幼い子供がたくさんいて行けない人もいるはずです。また申請したのに選挙の日までに受理できず、結局投票できなかったケースも実際に存在します。(IDの申請ではありませんが、市役所の手続きが遅かった、書類を無くされた等の経験が過去の私にもあります。)社会的弱者であっても、選挙には必ずみんなが参加してほしい、そのためにはどのような策が最適であるのか……と考えた朝でした。

 

 

 
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